人種のルツボでカリフォルニア生活 -2ページ目

色気と文化

       7.15

 突然ですが、日本人男性が女性を見て色気を感じる所といえば、「うなじ」が代表的であろう。これはきっと着物の文化からきているのだと、私は思う。なぜなら、アメリカ人からしたらうなじは、ただの首でしかないからだ。着物に包まれた女性の、ふとのぞく襟足に惹かれるのは日本人男性ならではないだろうか。

 では、お隣の国、韓国ではどうだろう。ジェイのパパ(関連記事 )から聞いた話によると、韓国人男性はどうやら「脇の下の下」が好きらしい。というのも、チマチョゴリで1番上に羽織る丈の短いペチコートのようなもの、腕を上げると脇の下のその下辺りがチラッとのぞくのだそうだ。

 「日本人はうなじが好きなのよ。」

とジェイパパに言うと、「どうして?」と変な表情。「私の考えでは」、と前置きをして「着物からきてるんじゃないかな。」と答えると、かなり納得していた。日本と韓国、衣服の文化の違いでこんな所にまで違いを生み出したようである。となると、他の国々ではどうだろうか。ちなみに、アメリカ人は「二の腕」がお好きなようである。これにも何か理由があるのかな?




                 7月15日 0:55


                                  
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壊れた電話

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 受話器の中ってこうなってるんだぁ。今更ながらに、声の伝達ってすごい発明、そして進化である。海の向こう、太平洋の端と端にいて声を聞くことが出きるなんて、お決まりの文句であるが大昔の人が聞いたらどう思うだろう。やっぱり伝達が早くなればなるほど、進化も早まるのだろうか。

 と、そんな事を思いながらもこれを見つめる。ただ単に家の電話が壊れたのだ。前々から調子がおかしかったのだが、こんな事に得意なフィアンセがちょちょいといじっては、今までは直してきた。しかし、先週にはついに、うんともすんとも言わなくなってしまったのだ。買ってから2年目、短いお付き合いでした。と、思っていた私に、なんと彼から大修理を敢行するとのこと。がんばって、待ってるよ。

 そんな訳で、最低2周間に1度の実家への電話が伸びに伸びてしまった。きっと心配してるだろうな。やきもきした父が「電話あったか?」って、仕事から帰ってくる度、母に聞いているかも。手段でメールもあるけど、やっぱり声を聞かないと元気にしてるのか分からない。

 直ったらすぐ連絡するからね。

やっぱり伝達の進化ってすごい。


            
                7月12日 0:58


                             
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ラットフィンク パーティー

ドドドドドドドド ドドドドドドドド
ガァァァァァァァァァァァァ

r1

 クウォーター マイル(約400m)の直線を、いかに早く走るかを競うドラッグレース。これはその草レースである。スタート地点のフェンス越しから見える、2台のタイヤから煙が上がる。BURN OUTと呼ばれ、タイヤを空回りさせてそれを溶かし、スタート時のタイヤのグリップ力を上げるのだそうだ。ブルンブルンとボディーを振るわせ、スタートラインに並ぶ。息をつかせぬままパッ パッ パッとライトが青へと変わり、爆音を立ててゴールを目指し爆走するのだ。

 渾身の力を注がれたr3
数々のオーナーによるマシーンのエントリー数は、4・50台ほどであったろうか。レースにエントリーしているクラッシックカーが並ぶ姿は圧巻である。何度でも挑戦できるとあって、このイベントは朝からショー最後の4時頃までずっと行われていた。車バカで、夢はこういったドラッグレースに自分の車で挑戦したいフィアンセは、かなりの大はしゃぎようだ。よかった、よかった。そして、私はというと実は生まれて初めて目の当たりにしたレース。しかもテレビで見るような綺麗なレース場と違い、古くて小さくて地域に溶け込んだ昔ながらのレース場、そして車から弾き出される爆音とオイル臭さにちょっと感動。

r2  ここはロサンゼルス空港から北へ約1時間、LA COUNTY RACEWAYである。ここで開催されたRat Fink Party & Kustom Kulture Extravaganzaに土曜日の昨日、フィアンセと2人で遊びに行って来た。入り口ではエド・ロス氏が生み出した、ラットフィンクのキャラクターがバイクにまたがった、大きなオブジェが向えてくれた。

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会場内では2・30ものブースで服やアート、アクセサリーなどの商品を並べている。そして20年代から50年代の車が中心のカスタムカー ショーや、ロウブロウ アートのチャリティー オークション、タトゥー コンテスト、そしてその脇のコースでは木製の観客席からドラッグレースを楽しめる。そしてその会場をロカビリーの生バンドが盛り上げる。取材らしきグループもいくつか見かけた。昔の繋ぎの水着姿でモデルさんがポーズをとり車と写真を撮っていたりもした。いくつも連なった山々に囲まれた中のホットなイベントスポット。

 レースに参加したr8
中でもかなりの本気仕様なこちら。このマシーンが打ち出す激音は、鼓膜を激しく揺さぶり耳の奥のほうがむずがゆい。そして何という早さだろう。他の車達が平均10数秒で走り抜ける所を、僅か8秒足らず。

       
r9

 う、カッコイイ。レース中、もう毒ガスが吹きぬける為レーサーはガスマスクを装着しなければいけない。表情は読み取れないが、ピースが全てを物語っている。ピース。平和。そういえば会場内は多くのカークラブが参加している。どの顔も悪そうなのに、いがみ合いも無くクラブ同士の衝突もない。同じ趣味を1つの共通点とし、肌の色も関係無く、国籍も関係無く、皆が平和で楽しむのことが大切なのね、きっと。
ピース。

                  7月11日 01:45


                                
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ミュージックバトン

 5人の方達へと繋いでいくミュージックバトン。今回、迷走中。。。 」を執筆中のgiglioさん より、お預かり致しました。それでは、このバトンが次へと広がっていきますように。

Q1.コンピューターに入っている音楽ファイルの容量は?

A. 0です。
  
フィアンセの仕事用パソコンを使っているので・・・(ToT)


Q2.今聞いている曲は?

A. 特に無いです。
  
クラッシックロックのラジオステーションをよく聞いています。


Q3.最後に買ったCD

A. 
Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1
    宇多田ヒカル, 森俊之, 磯村淳, 西平彰, 河野圭, 村山晋一郎,
     ジミー・ジャム, アレックス・リッチバーグ, テリー・ルイス

     
 かれこれもう1年も前の事になりますね。日系の書店で購入しました。アメリカに来てからというもの、日本の音楽からいつのまにか遠のいてしまい、何年も前の曲を口ずさむ始末。そんな時、借りてきた日本のテレビ番組の、彼女が全身で歌っていた「COLORS」の姿に感動し、この曲が入ったシングルコレクションを買いました。
   COLORS
   宇多田ヒカル, 河野圭, ラッセル・マクナマラ   

       

 その中でも1番のお気に入りは「光」。
  

  
宇多田ヒカル
  河野圭, RUSSELL McNAMARA, Alex“GODSON”Richbourg
  

 
この歌詞を聞いていると、色々と考えてしまう。単身アメリカに渡った私、自分の人生からフィアンセとの2人の人生へと変わった。そんな大切な気持ちを、つい思い出させてくれる1曲です。



Q4.良く聞く、または特別な思い入れのある5曲

   
あの時、あの頃を思い出す。そんな私の記憶と結びついた5曲(アルバム)です。

A.1.
  B’z 
OFF THE LOCK  (アルバム)
      稲葉浩志, 松本孝弘, 明石昌夫
  
 B’zの大ファンだった中学・高校時代。13歳の時に初めて買ったB’zのアルバムがこれです。この中でも当時好きだったのが3曲目の「ネヴァー・レット・ユー・ゴー」です。この1枚から始り、お小遣いを集めてはCDが出るたび買いに走っていました。今でも彼らの音楽を聞くと、青春時代というか、青かったあの頃を思い出します。

A.2.
  
トゥルー・ロマンス  
  アミューズソフトエンタテインメント
  
 クリスチャン・スレーター主演のこの映画のサントラ盤。アメリカに渡米したその年、初めて向えた私の誕生日で、当時はただのお友達であった今のフィアンセからプレゼントしてもらったもの。音楽から入った映画でもあります。アメリカ1年目、色々と辛い時でもあり寒い冬がやって来る時期でもあったあの頃。そんな時によく聴いていたCDです。特に1曲目の出だしから大好きで、たまにテレビで使われていたりして耳にするといつも、あの頃を思い出します。

A.3.
  
ラスト・オブ・モヒカン
  ポニーキャニオン
  

 またまた映画のサントラ盤です。高校生の時にこの映画を見てはまりました。もう何回見なおしたか分かりません。このあたりからネイティブアメリカンに興味をもったのかも。サントラ盤はいつ買ったか覚えていませんが、アメリカまで持ってきました。1年前にはフィアンセと車でアメリカ大陸をテキサスまで横断し、その道のりでこの曲をかけ、23時間ひた走りました。その音楽は荒涼とした大地にマッチし、その地に先住民達の姿を思い描いた、そんな思い出がつまっています。

A.4 
 
 
Only Time

  Enya:エンヤ
  
 911、アメリカ同時多発テロ直後、頻繁にラジオやテレビでかかっていた曲です。いつも聞いていたラジオ局では、数日間ニュースとこの曲しかかかっていませんでした。嫌でもこの曲を聞くと、あの時の不思議な感覚、不安と混乱、怒り悲しみ空しさを思い出します。

A.5.
  
Life time Respect
  三木道三
  
 
そして最後に、「一生 一緒にいてくれや♪」と始るこの曲。呼び名が彼からフィアンセとなった頃、実家の母が、「イイ曲なの。」と小包と一緒に送ってくれたCDです。私は中部人、彼は関西人。真っ直ぐな関西弁の歌詞が心に響きます。そしてこの曲を聞くと、一緒になろうと心に決めた頃を改めて思い出します。


 こうやって色々と思い出して見ると、音楽って様々な思い出と共にあるものですね。この頃、音楽と言えばラジオばかりだった私。昔はよくCD聴いてたのにな。今回ミュージックバトンがまわってきて、とても貴重な時間を過ごせました。

 それでは、このミュージックバトンを次の方達へとたくします。
.。* ゚ + 。・1173さんちゅんさんkamaainaさんtonga89さんcontentaさん .。* ゚ + 。・
お時間のある時にでもよろしくお願いします。



                           
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インディペンデンス デー

742  JULY 4th、ハンティントン ビーチのピアの上。夜にはここが花火の観覧席となる。パレードがすでに終わったお昼を過ぎた頃、私達はここにたどり着いた。 


 ピアからメインストリート一帯は全て道路が封鎖されている今日、バスは通常通りのルートではなかった。その為、降りてから1キロ以上も歩いていく事となったのだ。渋滞の車の行列を横目に、私達は先を急いだ。しかし途中、どうしてもおトイレが我慢できず海岸に降りていくことにした。サーフボードのレンタル屋さんのすぐ横に設置されたお手洗いに寄り、しばらく砂浜沿いの舗装された道を歩いていると、フィアンセが私の腕を急に引っ張った。

「あの子。」

「え?」

ふと、前を見るとなんとあの、サメに片腕を襲われたサーファー少女、べサニー・ハミルトンちゃんが歩いてくるではないか。しかも今朝、ちょうど彼女の特集をテレビで見てきたところだ。何人かの女性に囲まれ、水着姿に短パンを履いた彼女は話しに夢中であった。私達のすぐ横を通り過ぎていく。周りの人達も彼女に気付いてはいたようだが、むやみに誰も話しかけていく人はいなかった。それはまるで、そっと彼女を見守っていこうとしているかのようだ。とにかく、ここで休憩しなければ私達は彼女に出会えることが出来なかった。不思議な偶然。


       741

 やっと到着したピアから下を望むと、そこは人、人、人で埋め尽くされていた。皆、家から飛び出し、わんさわんさとどこからとも無く湧き出してきた人の洪水のようだ。
このピアから続くメイ747
ンストリートや、海岸近くには多くは無いが露店が並び、ストリート沿いのお店がいつにも増して活気付いていた。午前中にはここでパレードが行われたのだ。明るいストリートとは対照的に、何軒かの暗いバーやオープンカフェでは昼間から多くの大人達がお酒をあおっているのが通りからも見える。皆、夜のファイヤー ワークスを待ちわび、まさにお祭りムード一色である。私達はのんびりとお店を見て周り、少しでも独立記念日の雰囲気を肌で感じることができた。


 花火大会は夜9時746
スタート。私達はしかし、それを待たずしてここを後にする事になった。バスがちょうど無くなってしまうのだ。また1キロ以上も歩く事に嫌気をさしていた私達は、もう1つのルートのバス停へと急いだ。星条旗柄で飾り付けた家々を通り抜け、先へ先へと進んだ私達。ここも閉鎖されていたのだが、すでに後戻りができない所まで来ていた。結局、思っていた所にはバスが通っておらず、結果3・4キロ歩く事となってしまった。

 何とも疲れた。けれどそのおかげで、心地良い海風に吹かれながら色々な話をする事が出来た。フィアンセとこうやって歩くのは、なかなか良いもんだ。やっと捕まえたバスの中は、海からの溢れんばかりの乗客を乗せてひた走る。帰ったら、テレビで花火大会の中継でも見ようね。



              7月4日 23:56


                           
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